小田セン。

好きなものは、好きなままでいられるように。

アイドルタイムプリパラ3話「ゆめかわ!メイキングドラマ!」感想

苦心の末開通した、プリズムストーンへの地下トンネル。

そしていま、多くの女の子がそこを通ってプリパラへ向かう…

遂にここまできた…!

 

…と、またしても酷い妄想に走るゆいなのでした。

トンネルは補強工事のまっただ中。女の子なぞ一人も通っちゃいない。

まだまだこれからな状況において、次なるステップは…

 

6月に行われる大会に向けて、高みを望むゆい。そこでメイキングドラマの制作をすることになりました。

という訳でまたしても妄想タイム突入。授業中でもお構いなし。…なんか回を重ねる度に妄想癖が酷くなってねぇか?(

しかし、これだけ妄想癖が酷いのに、3歳の頃からデザインをイメージしてはノートに描きためてその数は数百冊にも上るのに、なかなかイメージが纏まりません。

どうしたものか…とらぁらはふとみれぃの言葉を思い出し、ゆいに伝えます。モノマネで(

「メイキングドラマは皆のメッセージ」

「アイドルとして、何を伝えたいのか」

プリパラは、行くだけで心がわくわくする、夢だけど夢じゃない、どんな女の子も笑顔になれる世界…そんな信念をらぁらは常に持っている訳ですが、それに感銘を受けたゆいは、女の子アイドルのユメ可愛さを伝え、そして女の子でいっぱいにする…!という信念を改めて抱きます。それに呼応するかのように、ウォッチの針も動くのでした。

校長や風紀委員のありとあらゆる方面で厳しい監視をかいくぐりながら、とりあえず地下通路でラーメン作るゆいとらぁら。タッキーにIHヒーターとタイマー機能も付いてるとは…んが、さすがにまだ夜は寒い季節。その辺で拾ったハトスーツを着込むものの、ゆいは睡魔に襲われます。

しかしそのさなか、ゆいの脳内に何かが走る!

ハト…ぽっぽ…時計…3分…アイドルタイム……ッ!

そして朝。ゆいは遂に新しいメイキングドラマを完成させました。と同時にウォッチのゲージも満タンに。またしても友達を強引に引き連れてライブに臨みます。

ゆいの新たなメイキングドラマ、「ゆめかわ!マジカルクロックランド」は、見事なまでにキラキラでユメカワな仕上がり。それを見て、強引に連れてこられた友達も、女の子アイドルの素晴らしさや楽しさに次第に受け入れてくれました。

すると何もなかった更地からプリパラカフェがニョキニョキと出てきました。こうして来場者を増やしていく事で街が出来上がっていくようです。シムシティかここは(

この調子で6月の大会「アイドルタイムグランプリ」へ…と思いきや、参加者が少ない場合パパラ宿プリパラは閉鎖、らぁらの神アイドルも剥奪という衝撃の事実がめが姉ぇの口から無慈悲に告げられるのでした…パパラ宿の明日はどっちだ!

 

 

プリパラのドラマ性の根底にあるのは「一見短所に見える所が長所になる」という所にあります。現に1話ではゆいの妄想力で新ブランドが誕生した訳で。

が、それでも上手くいかない事に直面するのが世の常。しかし、それを補うのがトモダチという存在。ここではらぁらがその役割を担いました。

短所を長所に、そして仲間がそれを更に伸ばしていく…かつてらぁらがそうして成長したように、今度はらぁらがゆいを成長させていく。こうして「ファルルの法則」は受け継がれていくのですね…!

それにしても、前回「専制政治」と言ったアボカド学園の内情ですが、今回で明かされた事実を見ると、むしろ「監獄」な気がしてきましたね(

夜食禁止、トイレットペーパーはシングルロール以外は没収、夜間に外出すれば警報が…どこのアルカトラズだよこれ!プリズンブレイクじゃねーんだぞこのアニメは! いや、むしろ神威大門統合学園か(ぇ

「私たちには夢も自由もないんだよね~…」すずのこの台詞が全てを物語ってますね…2人はこの殺伐とした世界を変えることが出来るだろうか(