幸多みちるは悩んでいました。
年下相手だというのに、パシリに使われたり、月間プーを購読させられたりと、あろまにいいようにあしらわれる毎日…
あぁ、いっそのことミーチルみたいになれれば…そうみちるは思うようになります。
それを知ったゆいは名案を思い付きます。ミーチルと交換日記をやったらどうかと。完全に別人格と認めて、二人の間で悩みを相談したりとコミュニケーションをやろうという訳です。
・必要なのは夢?それとも勇気?
みちるの夢は?とゆい達に聞かれた時、夢なんて考えてなかったと返すみちる。これまでひっそりとした生活で、己に自信が持てなかったのですから、仕方ありませんよねそれは…この辺でも、他とはまた「夢」に対するスタンスが違っているのが判りますね。
が、そんなみちるに風穴を開けた(開けさせられた)のが、ガァルマゲドン、そして、ミーチルの存在…そしてそんなミーチルに喰われ気味になってる気がしたとき、初めて「ミーチルみたいになりたい」とほのかな「夢」を抱くように…
というわけで始まった交換日記。プリパラにインする否や、ミーチルは交換日記の存在に気づきます。
そんな中あろまは、ガァルマゲドンの前座として先にライブやってこいとミーチルに命じます。しかしミーチルは、逆にそっちが前座してこいと返すのでした。悪魔が豆鉄砲を食ったような顔をするあろま。やはり、ミーチルのその性格ならば、あろまに下剋上をすることも容易い…
まぁその前座のガァルマゲドン、新チームコーデとチームSCRで本番を思いきり食っちゃってますが…その本番のミーチルも、ファララ降臨&アサヒエスコート&夢サイリウムと大盤振る舞い。このタイミングでごっそりイベントやっちゃいますか…まぁ次回から新展開だから仕方ないか。
そしてプリパラを出るみちる。相変わらず恥じらいますが、その手には交換日記が。開いてみると、ミーチルからの返事が記されていました。「そなたはそなたであればよい。やればできる。」と…
みちるがミーチルのようになる必要はなかったのです。必要だったのは、いわば「勇気」。もう一人の人格に呑まれることなく、自分のまま強くなれと…
やればできる。できるできる。そう自信をもって、みちるはあろまに一発かまそうとしますが…流石にまだ無理でした。とはいえ、これでみちるもまた、少しだけ「時」が動き出したのかもしれませんね。
・フラグ乙
その一方で、パックの脅威はじわりじわりと増していました。
一番のスタイリストになるという、ちあ子の夢までもが喰われたのです。あぁ、だからそんなに殊更に夢を強調するなとあれほど…それ絶対フラグだぞと…(
身内にまで侵食が進む状況に、ゆいとらぁらは一刻も早いチームの結成を決意するのでした…
次回から遂に後半戦。新たにやって来るのは「夢のない女」。
いったい彼女が物語にどう絡んでくるのか…