小田セン。

プリパラ、そしてプリチャンを嗜むある鉄道マニアの記録。

アイドルタイムプリパラ41話「しゅうかとガァララ」感想

「ともだち」

それは、プリパラにおいて今まで何度も描かれてきた、一番大切なファクター。

誰もが皆、「ともだち」を大切にしている…前回、復旧したパラ宿を舞台に、改めて「ともだち」の意義を再認識する内容が見られました。

そして、その「ともだちの物語」には続きがありました。

しゅうか、そしてガァララ。

二人の関係には「ともだち」に近しい物が芽生えつつあったのです。

 

・二人は「ともだち」の筈なのに

しゅうかは今、とてつもない衝動にかられていました。マイ☆ドリに敗北し、傷心しきった心に染みる、「しゅうかが好き」というガァララの言葉…

始めこそ、その行動理念に共感して加えた「ビジネスパートナー」でしかなかった筈。しかし、あの一件以来、しゅうかはガァララの事を大好きな存在、即ち「ともだち」として接するようになっていたのです。

しゅうかはガァララに対する想いを本人の前で恥じらいながらも打ち明けました。するとガァララのアイドルタイムが満タンに。

これが実は初ライブになると聞くと、しゅうかはガァララにライブデビューに相応しい特注のコーデをプレゼントしました。これも「ともだち」としての想い。

それを受けてガァララも、初ライブを全力で歌い上げました。元々純粋にしゅうかのライブが好きで、更に向こうも「ともだち」として自分と接してるのを知り。ガァララもまた、しゅうかに対し「ともだち」という想いが芽生えていたのです。

 

ほのかに芽吹いた「友情」。しかしその友情はふとした事で途切れててしまいます。

 

しゅうかは知ってしまったのです。以前にガァララから貰ったマイクが、女の子の夢を吸い取る闇のマイクだという事を。そして見てしまったのです。ちょっと前に自身の直筆サインを入れた親衛隊ハッピを着た女の子が、夢を吸い取られるや否やそのハッピをゴミ箱に投げ捨てて帰っていくのを。

「夢を奪われるなんて、軟弱な夢」と以前から思ってたしゅうか。しかし、夢が奪われるとどうなるかをこの目で見てしまったしゅうかは、ガァララの前で激昂し、闇マイクを投げ捨てて走り去っていくのでした。「友達だと思ってたのに…」と言い残して…

そしてガァララは何故しゅうかが怒っているのか全く理解できず、ただ呆然と立ち尽くすのみでした。「とも…だち…?」と言いながら…

 

・友情の「ずれ」

一時の出来事でそれまで繋がっていたのが途切れてしまった友情。しかし、しゅうかが怒った理由は、真実を知ってしまった事だけでなく、「裏切られた」事にもあります。

しゅうかからしてみれば、闇マイクは自分を知らない内に悪事の片棒を担がせる卑劣な手段。しかし、以前の傲慢なしゅうかだったら、むしろ逆に受け入れた可能性もあります。ガァララに対する「友情」が生まれたばっかりに、こんな悲劇になってしまったと思うと、正直やるせないですね…

一方ガァララとしては、夢を集める事は自身が起きていられる為の正当な手段であり、悪事だとは思ってません。それ故に、しゅうかに闇マイクを与えたのも、「ともだち」だから一緒に手伝ってほしいという想いがあったのでしょう。

「ともだち」に対する認識の「ずれ」。これがしゅうかとガァララの友情を引き裂いた根本だと私は感じ取れましたね。

 

しゅうかとガァララ。二人にはスタンドアロンという共通点があります。

しかししゅうかのソレは、一人で全部出来るから仲間など必要ないという、言わば「孤高」であり、一方のガァララは、長らく誰もいない夜のプリパラで独り寂しく過ごし、パック以外友達もいなかったという、言わば「孤独」です。

「孤高」と「孤独」は似て非なるもの。

生まれと育ちが全く正反対だった二人を、仲直りしてもう一度「友情」を育ませるには、いったいどうすれば…そのキーは、意外な人物にある?