小田セン。

好きなものは、好きなままでいられるように。

アイドルタイムプリパラ18話「グランプリ!勝利へのエスコート」感想

遂に、第2回アイドルタイムグランプリの日を迎えたパパラ宿。

ゆいはファララの祭壇の前で、パパラ宿プリパラの発展、そして自身のプリパラに対する「夢」をファララに話していました。そして、いつかファララと一緒にご飯を食べるという想いも…

ゆい、にの、ミーチル…皆、それぞれの想いを胸に抱き、戦いの火ぶたは切って落とされます。そして、その熱い想いの先にあったのは――――

 

・想いの力が、プリパラをビルドする

広場には多くの女の子が集まっていました。それもそのはず。みれぃ達の宣伝もあり、パパラ宿だけでなくパラ宿からも来場者が来ていたのです。自身にサインを求められ、ゆいは遂にここまできたかと感慨更けるのでした。

そして開幕。順番はルーレットで決められ、トップバッターはミーチルが。デビューして間もないうちの大会ですが、早くも親衛隊(というか信者?)が出来ていたりと、実力はもとより支持力も付け、先頭ながら早くも会場を湧かせます。さぁこの調子でプー大陸を浮上するのじゃ!とミーチルが念じたその時、まだオープンしてなかった店舗ゾーンの最後の3件がオープンしました。大陸じゃなくて店が浮上した…(

2番手はゆい。らぁらは縁起のいい激励の言葉が見つからず慌てますが、ゆいは気持ちは伝わったと応えるのでした。むしろゆいは、勝つのはもとより、大会がここまで盛り上がった事に嬉しく感じていました。だからこそ、ゆいは皆にプリパラをもっと好きになれるライブをしようと決意します。俺たちが目指すのは勝者じゃなくて勇者だという事ですな…!(なんか違う

そんなゆいの想いの詰まったライブは、一人、また一人、TVでライブを見ていた女の子をプリパラへと誘っていきます。夢が増えていく…それに呼応するかのように、ファララも再び目覚めます。そして、このライブでプリパラの電気や水道といったインフラ設備がほぼ稼動するようになりました。てかまだ不完全だったんかい(

 

・想いがなければ、思い出せ!

そして最後はにの。しかし、にのは先の2人のライブを思い気持ちで見届けていました。2人とも凄いライブをしている…みちるもゆいも、強い想いがあるからこそ強いのかと…またしてもプレッシャーに飲まれようとするなか、どこかに行ってたチュッペが泥まみれで帰ってきました。その手には草が。

チュッペが摘んだ草…それを見てにのはある言葉を思い出しました。

「疾風勁草」!

逆境に陥った時に、初めてその人の真価が分かるという言葉…前回のグランプリの日、ソフトボールの試合でシオンから貰った言葉、それをチュッペは思い出させようとしたのです。

それを受けて、にのの魂は熱く燃え上がりました。この勝負は絶対に負けられない!そしていつか自分の夢を手に入れる…!そんな熱い想いを胸に、にのはステージに立ちます。最高に熱いライブに、ギャラリーは更に盛り上がりました。

3人のライブを終え、遂に結果発表の時。3人のライブはみな素晴らしいものでした。そんな中で勝利したのは、僅差でにの。1回戦のリベンジを見事に果たしました。勝因はおそらくにのの「勝ちたい!」という強い気持ち…この2回戦はそんな「想い」のぶつかり合いでもあったのでしょうな。

 

・パパラ宿創世の日

2回戦の勝者が決まり、ファララも動き出します。そう、スーパーアイドルタイムの始まり…しかし、今回は何かが違いました。

にのの前に現れたのは…WITHのコヨイ!そのままにのを、時の楽園・タイムガーデンへエスコートし、そしてにのはファララの下で夢サイリウムを纏い、舞うのでした…

思わぬ水先案内人の登場に、にのやゆい達は驚き、そして元々潜入するほどの追っかけファンだったひつじ隊は憤慨する始末。コヨイのエスコート…これこそ、前回めが兄ぃがWITHにしていた「お願い」だったのです。女子プリの頑張りに男プリが応えるという、一種の互助的演出という訳です。パパラ宿で大人気の男子アイドルが出るという演出に、会場のボルテージは最高潮に達しました。そしてその様子はアサヒとショウゴも見ていました。ショウゴは相変わらず不快感を露わにしていましたが…これはフラグだ、おそらく…

こうして2回目のアイドルタイムグランプリも終了し、と同時に、パパラ宿のプリパラは遂に完成度100%となり、中央の噴水が吹き出し、ショップの店内もそれまで仮設然としたものが遂にきちんと整備されました。今後はめが兄ぃもパパラ宿に顔を出すとの事。オープンから約4か月、ゆいとらぁらは遂にパパラ宿のプリパラを完成へと導く事に成功したのです。

 

そんな2人はふと、ファララ…のような少女を目撃します。しかし、追いかけるも見失うのでした…グランプリに来たお礼を言いたかったゆい、またしてもファララと話す機会を逃すのでした…ゆいとファララが話す「時」が訪れるのはまだ先なのだろうか…そしてそれを空から見下ろす、ファララのような少女はいったい何者なのか…

 

ゼロから始まったパパラ宿のプリパラ。それを完成に導いたのは「想い」の力でした。プー大陸を再興させる想い、勝負に勝ちたいという想い、そして、プリパラをよりよい物にし、皆を笑顔にさせたいという想い…想いの数は、力は、そのままプリパラへ行く少女達を増やし、そしてファララの「時」もまた進んでいきました。

最初は自分の夢に対する想いだけしか無かったゆいも、この短い間に様々な経験を得た結果、自分だけでなく、プリパラ全体に対する夢を抱くようにもなっていました。ゆいもようやくらぁらと同じレベルにまで達したという事ですね…!

…なんつーか、13話でどんどん崩壊していったパラ宿の逆を行ってってるのは気のせいかね…(

しかし、完成したとはいえ、プリパラ道に終わりなし。パパラ宿を更に盛り上げようと、ゆいとらぁらは改めて決意するのでした…が!そんな2人に、めが姉ぇから無慈悲な辞令が告げられるのでした。2人どころか、にのとみちるも入れて、パパラ宿を出て行ってもらうと…

恐れていた事態がついに…でも、らぁらだけでなくパパラ宿のフレッシュな3人もなんて…!