小田セン。

好きなものは、好きなままでいられるように。

アイドルタイムプリパラ2話「ここ掘れ、アイドル」感想

ゆいとらぁらの手によって、パパラ宿のプリパラは遂にスタートを切りました。

が、それも束の間、ふたりの前に大きな壁が…!

 

 

未だにらぁらがあの神アイドルらぁらである事を信じていないゆい。そもそも何故単身でパパラ宿にやってきたのか…それは神アイドルとして他のプリパラを盛り上げる為に派遣で来たからでした。みれぃは大阪の海ピュー館。そふぃは大宰府か? 

…トップに立った者がそういう立ち位置になるのほんとホビーアニメ感あるなぁ。

んが、当のゆいはあらぬ妄想へ頭がイってしまい話を全然聞いていません。ダメだコリャ(

学生寮で夕食。話はゆいがプリパラでライブをした話に…ところが、その話は控えてとすずとはなに止められます。理由は、風紀委員長の地獄ミミ子。彼女の地獄耳に入った情報は洩れなく校長に元へも入るという…それはつまり…というタイミングで校長が食堂に現れ、まるで釘を刺すかの如く、女子生徒はプリパラへ行かないよう告げるのでした。女子がプリパラに行くなど言語道断、プリズムストーンが出来たところで、何れは潰れる定めだと…

そして翌日、ゆいは校長に呼び出され、先日プリパラでライブを行った事をズバリと見抜き、その罰として寮の敷地内の草むしりを命じられてしまいました。

早速「1」の片割れがピンチ。ゆいが草むしりをさせられる間、らぁらだけでどうにか頑張るしかありません。とそんな二人の前にいたのは、チア部の面々。プリパラに行こうと誘いますが、これからダンプリに行くとの事。彼女達はかねてよりダンプリのファンクラブ活動を行っていたのです。

とはいえ、男子しか入れない花園にどうやって行くのか…するとチア部が向かった先には、地下への穴が。ダンプリへ行くべく先人達が掘りまくった地下通路で、ダンプリの内部までつながっているそうな。さらにチア部は羊に変装した「ひつじ隊」としてダンプリへ潜入するとの事。こっちもそうやって潜入するんか…(

早速らぁらも地下通路に降り立ちます。そして、ここからプリズムストーンの方へ掘り進めば向こうと同じように密かにプリパラへ行けるのでは…と考え、スプーン片手に地道すぎる掘削作業が始まりました。来る日も来る日も、ゆいは草をむしり、らぁらはピッケルで本格的に地下を掘り続ける毎日。そして草むしりを終えたゆい、そしてむりやり連れてこられたすずとはなも合流し、掘削作業は加速します。アイドルってなんだっけ(

ところが、突然天井にヒビが。このままではトンネルが崩落する!またしても命の危機が!とその時、ひつじ隊の5人が崩壊せんとする天井を支えたのです。ダンプリとプリパラ、たとえ道は違えども、そこへ向かう情熱に変わりはない…!思わぬ援軍の想いを受け、4人はひたすら掘りまくります。そしてたどり着いたのは、プリズムストーンのすぐ手前にあるマンホール。遂にトンネルが貫通したのでした。

早速プリパラへインする4人。その時らぁらのウォッチが光り出しました。一番掘り進めていたので…という理由っておい(

という訳で、今回はらぁらがライブ。アイドルタイムシステムにより、やっと本来のプリパラ内での姿となったらぁらのライブは、バックに自身のサインが光り、実に「神アイドル」の威光が輝くものでした。

らぁらが本当にあの神アイドルらぁらであるのを目の当たりにしたゆいは、ただただ感動し、女子がアイドルなんて…と思っていたすずとはなも、またプリパラへ行きたくなるくらいに、女子のプリパラを認めるようになるのでした。

 

 

Q.この脚本を書いた奴は誰だぁ!

A.ふでやすですが何か?

という訳で2話目にして早くも帰ってきたふでやす脚本の今回。

女子がアイドルをやるという概念のない世界。その背景にあったのは、校長や風紀委員による、ただならぬ、「女子のプリパラへの弾圧」にありました。

1期のパプリカ学園でも「小学生はプリパラ禁止」という枷がありましたが、それはほぼグロリア校長の私怨によるものだったのに対し、アボカド学園の場合、ババリア校長どころか風紀委員までグルで、更にダンプリの存在や、ショウゴのゆいに対する「いびり」等々、元から「女子プリダメ絶対」という空気が形成されている、セレパラもびっくりの専制支配がそこには敷かれていたのです。

ゆいとらぁらはそういう意味では完全にマイノリティな少数派。ゼロどころかマイナスからのスタートだったという事実に直面します。

しかしらぁらがこの程度では諦めないのは、みれぃが信頼しているように我々もご存知の事。抜け穴を掘るというふでやす式解決法(ぇで突破口を開くのでした。

そして、そんならぁらのプリパラにかける情熱は、ダンプリ派である筈のひつじ隊の心を突き動かし、全く興味がなかったすずとはなに、女子プリパラへの興味を見事に掴み取りました。

らぁらの、アイドルへの、トモダチへの、そしてプリパラへの想いは、見ている人の心を突き動かしていく…それこそが、らぁらに秘められた力であり、そしてその力があったからこそ、こうして今、神アイドルになっているのです。そう考えるとらぁらがパパラ宿に派遣されたのも納得がいきますね…ポテンシャルに全てを懸けたんですな…

そんなメイジン・カワグチめいたらぁらと、新進気鋭のスーパールーキーゆいがどうにか盛り上げるパパラ宿のプリパラも、早くも6月に大会が開かれる事になりました。来場者数はまだたったの4名。これからが正念場です…!