アイドルタイムシステムとパパラ宿を広めるべく、全国行脚中のゆいとらぁら。
「旅は道連れ」とはよく言うもので、道中では様々なトラブルやアクシデントに見舞われます。
しかし、その先にあったのは、わだかまりが解け、新たな友情が結ばれる瞬間でもありました。
・兄と妹とプラノと米
ゆいとショウゴ、二人の思い出の地であるポッカイドウ(北海道)のプラノ(富良野)。そこでも二人は相変わらず喧嘩するなか、ゆいが迷子になった事件をきっかけに、二人の間に何かが変わった…というお話。
その昔、ゆいとショウゴが湖に来たとき、ショウゴが足を滑らせてドボンした…という恥ずかしい昔話。その話だけ聞けば、単にショウゴはおっちょこちょいな兄。という印象しか無く、ゆいもまたそれで小馬鹿にしていた訳ですが…ゆいが迷子になった際、真っ先に心配していたのは何を隠そうショウゴでした。
必死こいて自分を探していた兄をみて、ゆいはあの時、湖に落ちそうになったのは実は自分で、ショウゴはゆい助けようとして湖に落ちたのでは…と思い出します。
そして、米を抱えてプリパラへ向かおうとするゆいを手助けたショウゴの表情は「ちっしょうがねぇな」という想いが見え隠れしていました。それはつまり、いつも妹に振り回されてるけど、それでもほっとけないという「苦労人の兄」の姿でした。
そしてゆいもまた、道に迷った際にふと思い出しました。自身がアイドルを夢見たのは、男プリデビューした兄の影響があったという事に。
ゆいが兄に対抗心を燃やしていたのは、心の奥底に兄に対する憧れがあったから。
ショウゴが「お前がアイドルなんて向かねぇ」と言うのは、内心はゆいを心配してるから。
結局、兄も妹もお互いに意識してたんですね…それを知った時、ゆいは今までの非礼を謝り、そしてショウゴもまた、エスコートという形でゆいに誕生日プレゼントを贈るのでした。
しかしそれでも始まる兄弟喧嘩。もう仲良くケンカしなという事で(
・古代の姫とうどん娘
饂飩の国、パガワ県(香川県)はパカ松(高松)のプリパラでゆいとらぁらを待ち受けていたのは、霧と麺まみれの恐怖の館と化した麺パラの姿でした。いったい誰がこんなことを…犯人はガァルマゲドン。やっぱりお前らか!
そんなガァルマゲドン、そしてミーチルの前に現れたのは、瞬時にオーダー通りのうどん料理を提供するうどん屋の娘、うどん川こむぎ。小麦ちゃん…タツノコ…ウッ頭が(
何かを感じたミーチルは、彼女を前世はプー大陸のうどん大臣と占い、うどん係として仲間にひき入れます。結構ちょろい( そんな中、事態はあろまの意図しない方向へ。外に突如モンスターめいた何か現れたのです。
当事者であるガァルマゲドンすら恐怖におののく中、こむぎは命を賭してうどんを差し出そうとし、そしてそんな家臣を救わんとミーチルも命を燃やします…といえば、まぁ聞こえはいいんですが、実際はほぼ終始謎のノリでソレを進行してたんですけどね…ここまで謎カオス展開は久しぶりに見た気がする。謎のモンスターの正体がドロシーだったというオチも含めて(
こうしてミーチルとこむぎの間に奇妙な友情が生まれるのでした。友情っつーか信仰のような気もしますが。ミーチルがあろまの系譜なら、こむぎはさしずめみかんの系譜なのかも…
・北海道→四国→海外。導き出されるのは…
アイドルタイムシステムの宣伝も順調に進むなか、次なる行先はなんとプリパリ。国内だけかと思ったら海外も行くんすか…というか総本山のプリパリこそ次世代システムは先行して採り入れるすべきではとふと思ったり(
しかしまぁ…順序的に「どうでしょう」を思い出すのは私だけですかね?(